制作部入社2年目 アシスタントディレクター 森川ちゃん 媚薬の効果に半信半疑の森川ちゃんが生まれて初めてキメセクチャレンジ! 森川玉緒レビュー
その作品についてお話しさせていただきますと、女優さんのルックスが一段と洗練され、彼女の無邪気な素人感覚が淡くなり、適度にAV女優らしさが増しているように感じました。
本作品では、多量の媚薬を使用し、その媚薬が彼女の身体に強く作用する様子を強調的に表現したかったようです。
特に後半パートでは、彼女がまるでダッチワイフのような状態になり、男優さんに話しかけられてもほとんど無言のまま、高まる感情を伴い「イク」という言葉しか使わない場面が描かれました。
その結果、彼女の個性が一層薄められ、男優さんの指示に従うだけの単純なシーンが終始続きました。
一部には自慰行為やオフィスセックスも盛り込まれていますが、終盤のような絡みが全編通して観られるものと期待していました。
趣味嗜好は人それぞれになりますが、私としては彼女がもう少し会話するシーンや、媚薬の感想を表現し、挿入を望んだりするシーンが欠けていたと思います。
また、終わり方についても、感想のコメントを絡めて締めるべきだったのに、なんの前触れもなく終了してしまいました。
この女優さんならば、面白い反応を見せてくれることでしょうから、後日談として振り返りのコメントを取り上げるシーンがあってもよかったのではないでしょうか。
つきましては、本作品は女性が素の反応を見せる場面を楽しみたい方向けよりも、しっかりとAV女優として職務を全うする姿を好む方に向いていると思われます。
それは作品のテーマがそうしているのですが、ひとつ贅沢を言えば、下品に悶えるだけのシーンだけでなく、それに加えて女優さんの個性を映し出す場面も含めてほしかったです。
ただ、その点を補うほど存在感を放つのが前作からの彼女の進化です。
前作では、親近感が湧きやすく、男優に攻められても、冷静さを失わない若さ特有の挑戦的な表情で描かれていました。
しかし、今作ではその表情がどこかに消え、目を半開きにしてよだれを垂らす姿や、多彩な感情を込めて口に咥える場面が描かれております。
また、愛撫により乳首が硬くなり、パンツにはねっとりした染みが広がり、股間からは滑らかな体液がこぼれ落ちるという描写もあり、そのギャップには見る価値が大いにあるのではないでしょうか。
大変美味しい一品でございました。